こんにちは、サラリーマントレーダーのはるこうへいです。
トレード対象は日経225のミニオプションとマイクロ先物で、
日経225ミニオプションでショートストラングルを組成して、デルタの数値に応じて、マイクロ先物でヘッジを当てていくというシステムトレードをしています。

Twitterで毎日、日々の検証状況を呟いてますので、見てみてください。
今回は23/5/29に上場した日経225ミニオプション、日経225マイクロ先物を使った、202307月限のシステムトレード実績(実際のトレード実績)について報告をしたいと思います。



日経225オプションをやるには種銭が無いので、待ちに待った日経225ミニオプションの上場です!!



2か月目のトレード実績報告になります!!
エントリー
私が行っているシステムトレード(デルタヘッジ戦略)は、
毎月SQ日のナイトセッションから決まったルールで日経225ミニオプションでショートストラングルを組成、エントリーし、ブラックショールズ方程式を用いて、自作したエクセルを使用してデルタを計算し、マイクロ先物でヘッジポジションを掛けつつ、オプション売りの時間的価値の利益を狙う戦略です。



通常は、SQ日のナイトからですが、
コール売りを6/7デイ、プット売りを6/7ナイトでエントリーしました。



サラリーマンがエントリーするなら、板もあって、米国市場が開いていない21時くらいが良いですね。
トレード実績の結果報告
202307月限の損益は、+21,010円の負けでした。





前回は、負けでしたが今回は利益が残りました。
損益内容について解説
今回のトレードの損益状況を分解してみました。


時間的価値(①ミニコール、②ミニプット)
このシステムトレードでの利益の源泉は、ミニコールとミニプットの売りによるショートストラングルの時間的価値になります。(下のグラフの左から1番目と2番目)
その時間的価値は、63,800+58,600=122,400円になりました。
エントリー | 決済 | 計算 | |
コールミニC34000 | 320円×2枚 | 1円×2枚 | (320-1)×2枚×100円=63,800円 |
プットミニP30500 | 295円×2枚 | 2円×2枚 | (295-2)×2枚×100円=58,600円 |
本質的価値
今回は、ミニコール、ミニプット共にITM(インザマネー)にはなりませんでしたので0円です。
ITM(インザマネー)なったときは、権利行使価格とSQ値との差分×100円(OPミニの場合)×枚数を支払わなければなりません。
③マイクロ先物買い、④マイクロ先物売り、⑤手数料
オプションのデルタ変動に対するヘッジポジションになります。
マイクロ先物が買い32枚で損益合計が▲216,630円(下のグラフの左から3番目)
マイクロ先物が売り30枚で損益合計が+107,434円(下のグラフの左から4番目)
手数料が2,694円となってます。
⑦おまけ
今回、気まぐれで6/23にオプションのミニプットP31000を150円で売り、7/13に5円で買い戻しで利益が出てます。
エントリー | 決済 | 計算 | |
プットミニP31000 | 150円×1枚 | 5円×1枚 | (150-5)×1枚×100円=14,500円 |
また、暴落対策でオプションのP15,000を2枚×2000円で▲4,000円の損失もあります。



おまけでしたが、ITMになった時のリカバリープランのヒントになりました。





証拠金70万円想定で、+3%くらいです。
おまけの利益がなかったら、+1.5%です。
今回の相場がどうだったのか?
今回の相場がどうだったのかと言うと、6/7の昼セッションからエントリーでその時、日経225先物が32,700くらいでした。
34,000をトライする形で、33,500付近で上げ下げする感じでした。
一か月経過して、32,700から32,480なのでほぼ元に戻ってきた感じです。



動く値幅が大きいのでヘッジが良く掛かり、利益が削られました。


システムトレードの期待値
システムトレードなので、トレードあたりの期待値を計算しときます。
期待値 = 平均利益 × 勝率 + 平均損失 × 敗率
このトレードの期待値は、
トレードの期待値=21,010円(平均利益)×50%(勝率)+▲1,461円(平均損失)×50%(負け率)
=+9,775円
となっております。



トレード実績の期待値は、+9,775円なります。



n数が必要なので、これから実績を積み上げて行きますのでご期待ください。
<トレード環境>
・SBI証券で売買
・楽天証券のマーケットスピード2のエクセル連携機能を使用
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