こんにちは、サラリーマントレーダーのはるこうへいです。
トレード対象は日経225のミニオプションとマイクロ先物で、
日経225ミニオプションでショートストラングルを組成して、デルタの数値に応じて、マイクロ先物でヘッジを当てていくというシステムトレードをしています。
日経225のミニオプションって何?マイクロ先物て何よ?についてはおいおい書いていきたいと思います
Twitterで毎日、日々の検証状況を呟いてますので、見てみてください。
202306月限のシステムトレード検証報告をしたいと思います。
記念すべき一発目の検証報告になります!!
<検証条件>
日経225ミニOPでショートストラングルを組成、マイクロ先物でヘッジ想定(証拠金100万程度、3セット)
毎月SQ日のナイトセッションから決まったルールでエントリーを想定し、
ブラックショールズ方程式を用いて、自作したエクセルを使用して、ヘッジポジションが掛かったかを確認して
損益を計算したものです。
システムトレードの結果報告
202306月限の損益は、▲94,459円の負けでした。
ぐふっ。記念すべき1か月目の検証報告は負けです。
実際のトレード報告については別の記事で。
損益内容について解説
今回のトレードの損益状況を分解してみました。
時間的価値(①ミニコール、③ミニプット)
このシステムトレードでの利益の源泉は、ミニコールとミニプットの売りによるショートストラングルの時間的価値になります。(下のグラフの左から1番目と3番目)
その時間的価値は、45,000+54,000=99,000円になりました。
本質的価値(③ミニコール)
ミニコールがITM(インザマネー)になったことで、権利行使価格とSQ値との差分を支払わなければなりません。
他にミニコールの本質的価値により、▲530,514円のマイナスになってます。
今回のSQ値が32,018.38で、ミニコールの権利行使価格が30,250なので、
30250-32,018.38=▲1768.38円で、
3セットで▲1768.38円×3セット×100倍=▲530,514円になります。(ミニコールは100倍)
(下のグラフの左から2番目)
④マイクロ先物買い、⑤マイクロ先物売り
オプションのデルタ変動に対するヘッジポジションになります。
マイクロ先物が買い42枚で損益合計が+539,320円(下のグラフの左から4番目)
マイクロ先物が売り18枚で損益合計が▲201,057円(下のグラフの左から5番目)
手数料が1,257円となってます。
簡単に言うと、ミニコールの本質的価値の影響による負けとなります。
今回の相場がどうだったのか?
今回の相場がどうだったのかと言うと、202305月限のSQ値が29,235.08で、今回のSQ値が32,018.38となったので、
+2,783円(+9.5%)の爆上げでした。
今回は、お祭りでしたね(笑)
コールの30,250を早々に通り越して行きました。
このシステムトレードの利益の範囲は、コールとプットの権利行使価格の範囲(実際は少し広い)なので、
ぶち抜けた時点で負け確定です。
システムトレードの期待値
システムトレードなので、トレードあたりの期待値を計算しときます。
期待値 = 平均利益 × 勝率 + 平均損失 × 敗率
このトレードの期待値は、
トレードの期待値=0円(平均利益)×0%(勝率)+▲94,459円(平均損失)×100%(負け率)
=▲94,459円
となっております。
検証1回目なので、このトレードの期待値は、▲94,459円なります。
n数が必要なので、これから実績を積み上げて行きますのでご期待ください。
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