こんにちは、サラリーマントレーダーのはるこうへいです。
トレード対象は日経225のミニオプションとマイクロ先物で、
日経225ミニオプションでショートストラングルを組成して、デルタの数値に応じて、マイクロ先物でヘッジを当てていくというシステムトレードをしています。
日経225のミニオプションって何?マイクロ先物て何よ?についてはおいおい書いていきたいと思います
Twitterで毎日、日々の検証状況を呟いてますので、見てみてください。
202307月限のシステムトレード検証報告をしたいと思います。
2か月目の検証報告になります!!
<検証条件>
日経225ミニOPでショートストラングルを組成、マイクロ先物でヘッジ想定(証拠金100万程度、3セット)
毎月SQ日のナイトセッションから決まったルールでエントリーを想定し、
ブラックショールズ方程式を用いて、自作したエクセルを使用して、ヘッジポジションが掛かったかを確認して
損益を計算したものです。
システムトレードの結果報告
202307月限の損益は、+14,110円の勝ちでした。
1か月目は残念な結果でしたが、2か月目は勝ちです。
実際のトレード報告については別の記事で。
損益内容について解説
今回のトレードの損益状況を分解してみました。
時間的価値(①ミニコール、③ミニプット)
このシステムトレードでの利益の源泉は、ミニコールとミニプットの売りによるショートストラングルの時間的価値になります。(下のグラフの左から1番目と3番目)
SQ前に手仕舞い(決済)をした形にしております。
その時間的価値は、71,700+78,000=149,700円になりました。
本質的価値(③ミニコール)
前回はミニコールがITM(インザマネー)になったことで、権利行使価格とSQ値との差分を支払わなければなりませんでしたが、今回はコールもプットもITMにはならなったので0です。
④マイクロ先物買い、⑤マイクロ先物売り
オプションのデルタ変動に対するヘッジポジションになります。
マイクロ先物が買い36枚で損益合計が▲298,278円(下のグラフの左から4番目)
マイクロ先物が売り39枚で損益合計が+164,328円(下のグラフの左から5番目)
手数料が1,640円となってます。
ショートストラングルの利益からデルタヘッジ(保険)分を差し引いて、利益が残りました。
今回の相場がどうだったのか?
今回の相場がどうだったのかと言うと、202306月限のSQ値が32,018.38で、今回のSQ値が32484.24となったので、
+466円(+1.4%)の上げでした。
前月の勢いを引き継いで、バブル以来の最高値を更新しました。
その後は調整が入った形でしょうか。
このシステムトレードの利益の範囲は、コールとプットの権利行使価格の範囲(実際は少し広い)なので、
範囲内で収まりましたが、結構、月中の上げ下げが激しく、デルタヘッジポジションが掛かり、利益が減りました。
検証開始してから、34,000円をトライする形になり、検証中はほぼ含み損でした。
システムトレードの期待値
システムトレードなので、トレードあたりの期待値を計算しときます。
期待値 = 平均利益 × 勝率 + 平均損失 × 敗率
このトレードの期待値は、
トレードの期待値=14,110円(平均利益)×50%(勝率)+▲94,459円(平均損失)×50%(負け率)
=▲40,199円
となっております。
検証2回目で、このトレードの期待値は、▲40,199円なります。
まだまだ、n数が必要なので、これから実績を積み上げて行きますのでご期待ください。
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